No 88
Date 2012・07・07・Sat
【歌詞】 Concealed ConsoleConcealed Console
「魔法みたい」無邪気に君は 画面の向こう側で笑った 「化粧みたいなものなのさ」 浮かんだその言葉を飲み込んだ ノイズを隠して 出すとこ出して 切り取った景色を繋ぎ合わせ 額縁の中に詰め込んだ 触れられない波の軌跡 君の疎密だけを感じ取る 畳み込んだ空間の先に 君は立っているの? 機械みたいな声で君は インターフェイス越しに唄った ありのままってなんだろう ぼくはその疑問から目を逸らす 揺らぎを消して 平らに潰して 滑らかな景色を点線で描いて 額縁の中に押し込めた 目に見えない宝石箱 君がバラバラにされていく フィルタ越しの世界の先に 目的地はあるのかな ツマミひとつで色を変える世界 四分の三拍遅れ 誰かが叫ぶ 無味無臭のただの信号 君がその形を変えていく 回路越しの歪みで世界は 今日もまた飽和している スポンサーサイト
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