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音と言の結晶

今日もきっと不貞寝日和
No  110

【歌詞】 星見駅

星見駅


あの赤い平家星が
命の終わりを迎えるとき
夜空が明るくなるって
あなたは教えてくれた

星空が見られなくなっちゃうのは
つまんないなって言った私に
「プラネタリウムに行こうよ」って
あなたはそう言った
 
冬の早い夕暮れに光る金星を
二人で眺めながら電車を待つ
寒いのに温かくて となりのあなたは
月みたいな笑顔でした


あの青い源氏星は
ほんとうは二重星なんだって
教えてくれたあなたは
今はもう そばにはいなくて

もうずっと声しか聞けてないのは
さみしいなって言った私に
「天球儀を持ってきてよ」って
あなたはそう言った

夏の夜空 電話越しの声
てのひらの上に広げた宇宙
十字架と宝石箱を探すあなたは
月みたいに変わってなかった


星を置いた神様は
さみしがりの彼らのために
宇宙(そら)を巡らせたのかな?


23時の夜空に光る木星を
一人で眺めながら電車を待つ
4年と7か月ぶりのあなたは
思ってたより近くにいた

となりに満月がいるのに
いつもより綺麗な夜空でした




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