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音と言の結晶

今日もきっと不貞寝日和
No  20

共振

 2月から一気に時間が過ぎていってます。疾風怒濤の1ヵ月半。演奏会から1日挟んで、休まる間もなくすぐさま本日・月曜日から金曜まで合宿へ。また6時半起きですかそうですか。
 創作活動はここんところ滞りっぱなしで、隙間時間を見つけてはちょこちょこ手を加えていたりはするけれど、どれも完成には至らず。帰ってきたら作ります。多分。でも3月4月はずっと忙しそうです。
 忙しいとはいうけれども、 自分の好きなことで時間が埋まっているのだから、それは素晴らしいことではないだろうか。モラトリアム(免罪符的な何か)万歳。

 さて、「うたかたの春」公開です。9月某日に4時間くらいで一気に書ききった記憶があります。
 なんで春の曲をそんな時期に書いたのかは忘れた。なんでそんな時期に書いた曲がこんな時期に公開されているのかはいろいろな事情が。まぁ春だし。つっても家の前にはまだ雪がたくさん。
 ピアノでやろうか、管弦楽でやろうか、マンドリンオケでやろうか迷っていた訳です。
 結局、製作段階のピアノで決定したけど、管弦楽よりは、撥弦楽器の方がいいと思う。弾いて減衰するというのが音色的にも「春」という言葉にぴたりと来るような気がして。
 春だけど、やたら長い曲なのはなぜだろう。勢いで書いたらこうなった。

 製作中の春っぽい曲は既にタイミングを外したような。卒業シーズンももう終わっちゃうしなー。
 「櫻舞」を書いたのがもう一年前なんだな。合格発表前夜に半ば開き直って書いてた。その翌々日に書いた「夕暮れ環状バス」とのギャップがちょっぴり笑える。今年はもっと明るい曲を書いてみたい。
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No  19

弾かれた音

 元気です。一日中ギター弾いたりできるくらいには暇です。ぼんやりしてたらいつの間にか少年ガンガンの発売日になっていました。最近厚くなりすぎだろあの日本一アツい少年漫画誌。
  そんなこんなで、自分の音と向かい合ってたら2週間近くがすぎていたというお話です。その間に完成させた曲は相変わらずゼロなのだけど、何かが見えてきた気が。音のラフスケッチはひたすらに溜まり続けた2週間だけど、これで今までとはちょっと違う、だけど、これまでの経験が確かに生きている曲を作ることができそう。

 毎日楽器に触れていると、やっぱり色々考える。どうしたら上達するかとかはもちろん、音色や音の鳴る原理、さらにそれを活かした音作りや曲作りなどなど。
 ギターで曲を作っていると、ピアノのときはまた別の雰囲気の曲ができる傾向に。自然と左手が和音を押さえたり、意外な進行になってみたり、白黒鍵盤では思いつかなかった転調をしてみたり。
 要するに、ギターを始めたことで引出が増えたってことだろうか。世界が広がったし、枠もちょっとは壊れたかもしれない。この一年間でいろんな音楽に触れることができたし、いろんな曲や編成を知ることもできた。昔は外から情報を仕入れることは他の人の真似をするみたいで好きじゃなかった。だけど、自分の内側からは自分に新しいものはあまり出てきていないことに気付いた。多分、ある程度の開き直りが必要だったのだと思う。
 大半の音楽が「時代」や「風潮」を踏襲している。また、大半の音楽は他の音楽の輸入品であるし、言わずもがな、自分の音楽だって。だからこそ、楽典なんてものが存在するし、決まり文句や禁則がある。そんなことはとっくに分かっていたけど。
 そんなことを考える一方で、オリジナリティがあるほうではないけど、自分の音楽はやっぱり自分にしか作れないのだと思う。同じ楽譜だとしても、他人が作れば他人の音楽。屁理屈みたいだけど。


 おてんば恋娘をぽちぽちとアレンジ始めました。どれだけ「作りかけ」を作る気かと。
 でも、この曲はきっと完成させる。使い古された新鮮な音が久しぶりに掴めそうだから。

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 拍手れす

 >3/3 22:58 ずっとweb拍手のターン!
……ぼくのライフポイントはまだゼロじゃないですけどー
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No  18

Caution!!

【東方】霊知の太陽信仰をソロギターで【TAB有り】

 ぼくがギター用に編曲したものを、ロケダイパーカーの人さんに演奏してもらいました。ありがとうございました
 左手がぶっ壊れそうな曲です。あんな無茶なアレンジをよく弾いてくれましたって感じです。
 
「人間には弾けない」っていうのは、中間部にふざけて入れたベース音5度平行移動のことです。
 転調した冒頭部分のベース音がパワーコードで動く訳ですね。そんなの弾けるかっていうの。
 ただ転調しただけじゃつまらないからちょっと何か入れてみるかっていう発想。でも無理。
 原曲重視だけど、ベースラインは結構お気に入り。Bメロ前の昇り階段とか。

 一応物理的にはいける音のはず。指は考えなかったけど。その上「人間には弾けない」って言ったけど。
 原曲どおりに音当てたら、きっと弾けない代物が出来上がります、ホント。だから、音域を変えたりいろいろ調整して、まぁ押さえられるんじゃ? っていう音にはなっています。こうして演奏されたものが完成しているのだから、多分きっと恐らくだいたいおよそは押さえられる感じなのではないかと思われることが証明されました!(投げやり 

 動画をよく見れば(よく見なくても?)わかりますが、左手が大変なことになっています。冒頭はセーハした状態で中指と人差し指が激しく動き回っています。こっそり小指がものっそい大事な仕事しています。正直怖いです。

 
 ……正直やりすぎました。無理です。ぼくには到底弾けません。ごめんなさい。
 TABも公開されていますが、演奏するその際はくれぐれも左手を壊さないよう気をつけてください。 


 ロケダイパーカーの人氏はすごく上手なギタリスト(かつアレンジャー)なので、他の動画もおすすめ。
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